|
愛知県豊川市に住む主婦のSさんは、2年前に糖尿病と診断されました。そのときの空腹時血糖値は、250ミリグラム(基準値は60〜109ミリ、126グラム以上は糖尿病)の高値でした。
「50歳を過ぎて太りだしたのと同時に、だるさを感じるようになり、血圧が高くなりました。しかし、更年期が過ぎた直後のことなので、そのせいだろうとやり過ごしていたんです。それが高血糖によるものだったとは、思いませんでした」
Sさんは長男、長女が相次いで結婚し、ご主人と2人、悠々自適の生活を始めたばかりだったとか。いわゆる食道楽でカロリーの高いものを食べることが多くなり、セーブしていたお酒の量も増えたせいかもしれない、と食生活を振り返ります。
「友達と海外旅行に2〜3回は出て、そのたびにおいしものを食べまくりました。お酒はもともと大好きでしたから、酒量はすぐに増えていったんです。子育てが完全に終わって、気がゆるんだ部分もあったかもしれません。同居していた子供達が家を出たことで、炊事や洗濯などで体を動かすことも少なくなっていました。糖尿病は生活習慣病といいますが、ほんとうにそのとおりだと思います」
Sさんの場合、母親と兄が糖尿病だそうですから、遺伝も関係しているのかもしれない、とのことです。
さて、Sさん。主治医から食事制限や運動療法を指示されて取り組みました。ビール、ワイン、酎ハイと、いままで飲んでいた好きなお酒は、すべてきっぱりとやめたそうです。運動は、1日30分のウォーキングと、公営プールを利用しての水中歩行を週3回実践しました。
「でも、肝心の食事療法はつらいものでした。栄養士さんからいただいた週単位の献立は、それまで食べていた量の半分くらいです。好きな肉料理や油料理もかなり制限されました。塩分も5分の1くらいしか使えません。主人と別メニューで作るのもわずらわしくて、結局、献立どおりに作ることはしませんでした。合併症が怖いことは知っていましたが、食事の我慢だけはできなかったのです」
運動の成果も上がることはなく、Sさんは合併症の恐怖におびえて、気持ちがふさぐ日々が続きました。
そんなとき、滋賀県草津市に嫁いだ長女から朗報が舞い込みました。草津市のローカル情報誌に、草津あおばなが血糖値を下げるという記事が載っていたというのです。
「食事を普通に食べても血糖値が上がらないというのです。上がらないどころか、下がったという人の体験記も目に留まりました。半信半疑でしたが、どうせ食事制限できないのだから、と思って、草津あおばなの粒食品を取り寄せることにしたのです」
これを朝食前1粒、夕食前2粒、1日計4粒を毎日飲むことにしたそうです。飲みはじめてから一ヶ月後、血糖値を測定したところ、なんと数値が下がっていました。それまで225ミリグラム前後から下がらなかったのが、180ミリグラムになっていたそうです。
糖尿病では治療の効果を見るために、HbA1c(以下ヘモグロビンA1c。基準値は4.3〜5.8%)というものも測定します。血液中のヘモグロビンの中には、血液中のブドウ糖と結びつくものがあり(ヘモグロビンA1c)、これを測定すると過去約二ヶ月間の平均的な血糖状態がわかるのです。この数値が下がれば、確実に血糖は下がっている証拠となります。
「ヘモグロビンA1cは7.2%だったのが6.1%にまで下がったのです。担当医師も大変喜んで『がんばっていますね』と声をかけてくれました。私が食事と運動の指示を守っていると思い込んでいるのです。隠しておけなくなって打ち明けると、医師は飲みつづけなさいといってくれたのです」
こうして草津あおばなの粒食品を飲みつづけて約一年、検査のたびにヘモグロビンA1cも血糖値も下がりつづけました。現在、空腹時血糖値は100〜105ミリグラム、ヘモグロビンA1cは5.7〜5.8%で安定しているそうです。
「以前に比べれば食事量は控えめですが、無理して我慢はしていません。糖尿病患者としては、普通に食べているといって差し支えないと思います。おかげで運動も楽しんでやれるようになり、治す気持ちにハリが出ています」
|